熊本地震復興応援 元気を分け合う音楽会

頑張るばい熊本! 負けんばい熊本!

この度の熊本地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

熊本は音楽の愛好家の多い街です。ぜひ、ご参加いただきお互いに元気をわけあって以前にもまして、楽しく音楽で交流できる街にいたしましょう。

今回は「元気を分け合う音楽会」のテーマで実施します。「ふるまち蓄音機を楽しむ会」からの供与として会員の足立領哉様所有のリエントラント型蓄音機、HMV157型(昭和2年から5年にかけて販売された英国製蓄音機)でジャック・ティボーのヴァイオリンで、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番ジャズのSPレコードを、鶴屋クラシックサロンのオーディオ装置で、ブラームスの交響曲第4番ショパンのピアノ協奏曲第2番を予定しています。

開催日 平成28年8月28日 日曜日

開始時間  午後1時30分

終了時間  午後4時30分

蓄音機で聴く、SPレコードの魅力は、一言で言うならば、演奏家の存在をダイレクトに感じる、ということです。それはオーヴァーすぎかもしれませんが、LPレコードやCDとの違いは、演奏に不満があったら、その箇所だけを何度も録音しなおしてしまえる便利さが、楽曲全体の感興を削いでしまうということです。

それは心ゆくまで理想を目指すことを可能にしましたが、SPレコードは演奏のやり直しが出来ません。やり直しが出来ないという心構えは、観客を前にしての演奏会の緊張感と同じもの。演奏家全員が息を合わせて演奏している本気の気持ちが聞いていると伝わってくる。

そして、それが10分も20分も続くのは堪ったもんじゃないですが、SPレコードは4分半の芸術。集中と緩和の間合いが程よいのです。

「鶴屋クラシックサロン」は20名程度なら、ゆっくりと寛げる部屋。防音装置完備で素晴らしい音響効果の空間です。連日の夏日の憩い程度には、お楽しみいただけることでも十分だと思い、企画しました。 

会場 鶴屋百貨店東館 3階

鑑賞曲

SP盤

フレッド・アステア、ビング・クロスビーの「ホリデー・イン」のアルバムから。

モーツァルト作曲 ヴァイオリン協奏曲第5番。

LP盤

ブラームス作曲 交響曲第4番

CD盤

ショパン作曲 ピアノ協奏曲第2番